こんにちは、レミレオです。看護師10年、2交代勤務・3交代勤務を経験してきました。
今回は、看護師国家試験対策として使用し、自分や周囲が助かった参考書を厳選ご紹介します。
心配でアレコレ買いたくなってしまいますが、この4冊で大丈夫!
看護師国家試験勉強の、おすすめ参考書を紹介するよ!
看護師国家試験勉強 厳選参考書 4選!
『レビューブック』
1つ目は、ご存知、みんなの「レビューブック」!
みんなお世話になる、まさに看護学生のマストアイテム。
レビューブックの特徴は次の通りです。
・過去10年分の看護師国家試験内容を1冊にまとめた参考書!
・国家試験だけでなく、実習の事前学習や、定期試験対策にも対応!
・INTRO→症状→検査/診断→治療→看護の流れで構成しているため、基礎からしっかり理解できる!
・「クエスチョン・バンク」シリーズの参照ページ付きだから、すぐに問題演習し、知識が身についているか確認できる
・わかりやすいイラストや図表、短い動画でやさしく解説
レビューブックは、ただの参考書ではありません。買ったときにまず気づくポイントが、隙間の余裕をもたせたケース。そしてページ内の余白も比較的多めに設計されています。
レビューブックは、参考書でありながら、看護学生の相棒となる国試用のノートともなります。過去問を解いたり、予想問題を解いたり勉強していく中で、学んだことをどんどんこのレビューブックに記載していくのです。付箋や書き込みをたくさんできる、そのための余白とケースのスペースなのです。
「重要なことを1冊にまとめて作り上げる」ということが、手間に感じる人も中にはいるかと思いますが、私にはその方法がとても合っていて、助けられました。
もともと「授業後の復習や試験勉強のために、自分でまとめ直してノート作りをすることがあった」という人にはとても向いている参考書だと思います。
中には「レビューブックが分厚くなりすぎてもうケースに入らない!」という強者や、持ち運びやすいように取っ手付きのカバーを自作する人もいます。
私は看護学校卒業後10年がたちますが、未だにレビューブックに愛着がありますし、たまに見て学び直すこともあります。職場のスタッフもレビューブックは捨てずにとってある、という人が何人もいました。
レビューブックは、まさに「自分で作り上げ、共に歩む相棒」といえます。
『クエスチョンバンク』
二つ目は、こちらも言わずと知れた、「クエスチョンバンク」をご紹介します。
クエスチョンバンクの特徴は次の通りです。
・レビューブックと対応し、過去10年分の国試問題をカバーした問題集。
・正解・不正解の根拠がわかるていねいな解説
・豊富なイラストでさらに理解力アップ
看護師国家試験勉強は、一般的に「過去問5年分を勉強するべき」とされています。そんな中、10年間分をカバーしているため、より学びを深めることができ、とても安心感があります。
さらに注目したいのは、何といってもレビューブックと同じメディックメディアさんの出版で、同じ目次構成になっています。ページ数も記載されているので、すぐにレビューブックに飛ぶことができます。統一された解説は、スムーズに頭に入ってきやすくなりますし、一貫性を持って勉強をすすめることができます。
また、不正解の回答についても根拠をもって解説してくれているところもうれしい。
ただし、過去10年分の問題集はとても分厚く、重く、切り離しも難しいため、毎日学校に持っていくといった場合、とても労力が必要になってしまいます。
勉強に費やす体力を温存するためにも、思い切ってページを切り取ってしまうのも一つの手段としてアリかもしれません。
※切り離せる過去問題集をお探しのかたは、専用サイトでの登録が必要ですが「さわ研究所」という所の問題集もおススメです。
『プチナース 看護師国試2023 予想問題集』
照林社さんの国試予想問題集です。
特徴は以下の通りです。
・最新傾向に対応!改訂出題基準の新キーワードもカバー
・過去問の出題頻度から「盲点」までバランス良く網羅
・わかりやすい図表・イラストで徹底解説
まずは過去問から学ぶべきではありますが、予想問題集もやはり問いて行きたい。昨今の変化に対応した問題も多々用意してくれていますので、有難いです。
ただ、あくまでも予想問題集ですので、まずは過去問を問いて理解し、ある程度土台を作ってから挑みましょう。また、国家試験直前にこちらに手を出して、落ち込むということのないように、計画的に取り入れていっていただきたいものになります。
『看護師国家試験のためのゴロあわせ集 かんごろ』
とどめの一冊、「かんごろ」をご紹介します。
かんごろの特徴は以下の通りです。
・過去9回分(第99回~第106回)を徹底分析し、問われやすいテーマから作られたゴロ。
・必修で問われたテーマに関するゴロが100点以上だから、必修対策にも◎
・31点の基準値ゴロを掲載で、実習や長文問題にも使えます。
・『レビューブック』の参照ページ付きで効率のよい国試対策が可能。
・補足事項、図版があるからゴロの周辺知識もばっちり習得できます。
・さらに第107回看護師国家試験の内容も追加!!
・袋とじ:『大人のかんごろ』本文には掲載できなかった、ちょっと過激なゴロ14点を袋とじに掲載しています。
国家試験勉強は、覚えて、覚えて、覚えまくる作業となります。膨大な量の暗記をしなければならないという状況では、もちろん忘れてしまうことも多々あります。
暗記したものを忘れないためには、「引っ掛かり」を作っておくことが重要と言われています。自分が自信を持って思い出せる糸口を作るのです。
そこで、助けてくれるのが「ゴロ合わせ」です。
こちらの「かんごろ」は、自分では到底思い付かないような、クスっと笑えるゴロがたくさんつまっています。ちょっと癖のあるイラストと共に覚えられるので、驚くほどすんなりと頭に残ってしまいます。
私はレビューブックにこちらのゴロを書きこみながら、頭に入れるようにしていました。
ユーモアさが気分転換にもなり、緊張がほぐれます。
トドメの一冊として、とてもおすすめです。
看護師国家試験の勉強は、いつから始めたらよいの?
看護師国家試験の勉強は、平均的には10月から始めるということが多い様です。
しかし、年末まで看護実習がみっちり入っている、という学校では、12月からやっと集中して勉強ができる、という場合も少なくありません。
できれば、自分が受ける年度のレビューブックが発売されたらすぐに購入し、実習中もそれを活用することをおすすめします。レビューブックは、毎年3月に次年度版が発売されています。
最終学年前の春休みから、できるだけ必修問題だけでも解き進めていくと、全実習終了後、余裕をもってその他の勉強に取り組むことができます。
厳選した教材を極めて、合格を目指しましょう!